確定申告・源泉徴収等についてのFAQ
なんでも設計図クリエイターの税務に関するよくある質問
税務に関する情報
このページでは、なんでも設計図でのクリエイター活動に関連する税務情報、確定申告、源泉徴収に関するよくある質問をまとめています。 クリエイターの皆様がしっかりと納税義務を果たし、安心して活動を続けられるようサポートします。
なお、個別の税務相談は法律で税理士のみが行える業務として定められているため、具体的な税務相談には回答できないことをご了承ください。 必要に応じて最寄りの税務署や税理士にご相談いただくことをお勧めします。
目次
はじめに
なんでも設計図でのクリエイター活動に関連する税務情報の基本的な考え方をご説明します。詳細は各セクションをご参照ください。
重要なポイント
なんでも設計図での売上は個人事業主としての所得です： クリエイターの皆様が「個人事業主」として所得を受け取った扱いとなり、なんでも設計図からの給与や報酬ではありません。
確定申告は原則として必要です： 雑所得や事業所得として確定申告が必要となる場合があります。詳しくは国税庁のウェブサイトをご確認ください。
源泉徴収票は発行されません： 個人事業主としての所得のため、なんでも設計図からの源泉徴収票は発行されません。
免責事項
このページの情報は一般的な情報提供を目的としており、税務アドバイスを構成するものではありません。税務相談は法律で税理士のみが行える業務として定められているため、なんでも設計図では皆様より確定申告に関するご相談を承っても具体的な回答をすることができません。
個別の税務状況については、最寄りの税務署や税理士の相談会などにてご確認いただきますようお願いします。
確定申告についてのFAQ
なんでも設計図での所得に関連する確定申告についてよくある質問をまとめました。詳細は国税庁のウェブサイトをご確認ください。
Q: なんでも設計図での収入は確定申告が必要ですか？
A: 基本的に必要です。なんでも設計図での収入は、個人事業主としての所得（事業所得または雑所得）として取り扱われます。年間の所得金額や他の収入の状況によって、確定申告が必要となります。特に、所得が20万円を超える場合は原則として確定申告が必要です。
Q: なんでも設計図での所得は何所得になりますか？
A: 一般的には「事業所得」または「雑所得」に分類されることが多いですが、クリエイター活動の規模や継続性によって異なります。定期的に安定した収入を得ている場合は「事業所得」、不定期で副業的な場合は「雑所得」となる傾向がありますが、最終的な判断は税務署または税理士にご相談ください。
Q: 経費として計上できるものはありますか？
A: 設計図作成に直接関わる費用（ソフトウェア代、参考資料費、機材費など）は経費として計上できる可能性があります。ただし、経費の計上には明確な基準があるため、詳細は税理士にご相談ください。
確定申告書の記入例イメージ
収入と納税義務について
なんでも設計図での収入に関する納税義務や考え方について説明します。個人事業主としての税務の基本をご理解ください。
売上と手数料の関係
なんでも設計図で表示される売上金額から差し引かれているのは、なんでも設計図ご利用の各種手数料です。売上にかかる税金は考慮されておりませんので、納税義務はクリエイターご自身にあります。
計算例
設計図販売売上: 10,000円
なんでも設計図手数料(50%): 5,000円
あなたの受取額: 5,000円
→この受取額5,000円が、所得として確定申告の対象となります
課税対象となる所得
なんでも設計図で受け取った金額（手数料差引後）
その他の事業収入や副業収入
給与所得者の場合は、給与所得と合算して税額計算
控除できる可能性のある経費
設計図作成に使用したソフトウェア費用
参考資料・書籍代
パソコンやタブレットなどの機材費（一部）
インターネット接続料（業務使用分）
注意事項
経費の計上には明確な基準があり、業務との関連性を説明できることが重要です。 税務調査の際に証明できるよう、領収書などの証憑書類は少なくとも7年間保管しておくことをお勧めします。 個別の経費計上可否については、税理士にご相談ください。
手数料の内訳確認
なんでも設計図での手数料体系と、確定申告時に参考となる売上明細の確認方法についてご案内します。
確定申告時のポイント
確定申告の際は、なんでも設計図から受け取った金額（手数料差引後の金額）を収入として計上します。年間の収入と必要経費をまとめた書類を準備しておくと、確定申告の作業がスムーズになります。期間は1月1日から12月31日までの1年間です。
売上管理画面のイメージ
源泉徴収についてのQ&A
なんでも設計図での所得に関連する源泉徴収についてよくある質問をまとめました。
Q: なんでも設計図からの収入は源泉徴収されますか？
A: いいえ、源泉徴収は行われません。なんでも設計図からの収入は、クリエイターが個人事業主として得た所得であり、給与所得ではありません。そのため、源泉徴収の対象とはなりません。確定申告を通じてご自身で所得税を納付する必要があります。
Q: 源泉徴収と確定申告の違いは何ですか？
A: 源泉徴収とは、給与の支払者が従業員の所得税を事前に天引きして国に納める制度です。一方、確定申告は所得を得た本人が自ら1年間の所得を計算し、納税額を確定させる手続きです。なんでも設計図のクリエイター収入は源泉徴収の対象ではないため、確定申告を通じて所得税を納める必要があります。
Q: 会社員をしながらなんでも設計図で収入を得ている場合はどうなりますか？
A: 会社員として給与所得がある方がなんでも設計図で収入を得た場合、給与所得とは別に「事業所得」または「雑所得」として確定申告が必要となる場合があります。特に、給与所得以外の所得が20万円を超える場合は確定申告が必要です。
参考リンク（国税庁）
国税庁 源泉所得税源泉徴収票の発行について
なんでも設計図からの源泉徴収票発行に関する情報をご説明します。
源泉徴収票は発行されません
なんでも設計図では源泉徴収票の発行は行っておりません。これは、なんでも設計図での売上がなんでも設計図からの給与ではなく、クリエイターのみなさんが個人事業主として得た所得だからです。
個人事業主の所得に対しては、源泉徴収票ではなく、ご自身で確定申告をする必要があります。
売上明細の取得方法
確定申告の際に売上の証明が必要な場合は、以下の方法で売上明細を取得できます：
- なんでも設計図にログインする
- マイページの「売上管理」メニューを選択
- 期間を選択（確定申告の場合は1月1日〜12月31日）
- 「レポートをダウンロード」ボタンをクリック
- CSVまたはPDF形式で売上明細をダウンロード
詳しい操作方法については、こちらのヘルプページをご確認ください。
過去の源泉徴収票について
なんでも設計図として過去に源泉徴収票を発行していたことはありません。もし過去に源泉徴収票が必要と思われていた場合は、確定申告の内容を今一度ご確認ください。なお、過去の売上明細については「売上管理」から過去の期間を選択してダウンロードすることができます。
まとめ
なんでも設計図でのクリエイター収入は個人事業主としての所得となり、源泉徴収は行われません。そのため、確定申告を通じてご自身で所得税を納付する必要があります。売上明細は「売上管理」からダウンロードでき、確定申告の際の参考資料として活用できます。
税務に関する不明点は、最寄りの税務署や税理士にご相談ください。なんでも設計図は皆様のクリエイター活動が円滑に進むようサポートいたしますが、個別の税務相談には回答できないことをご了承ください。
その他のよくある質問
Q: 海外のユーザーからの収入はどう扱えばよいですか？
A: 海外ユーザーからの収入も国内ユーザーからの収入と同様に、日本の所得税の対象となります。なんでも設計図では、すべての収入を日本円で表示・計算しているため、確定申告の際も同様に日本円で申告してください。
Q: 消費税の課税事業者になる場合がありますか？
A: 基準期間（前々年）の課税売上高が1,000万円を超える場合、消費税の課税事業者となります。なお、個人事業主は開業から2年間は免税事業者となりますが、その後の売上状況によっては課税事業者になる可能性があります。詳細は国税庁ウェブサイトをご確認ください。
Q: 確定申告はいつまでに行えばよいですか？
A: 確定申告は毎年2月16日から3月15日までに行う必要があります。ただし、この期間が土日祝日と重なる場合は、次の平日までとなります。期限を過ぎると加算税や延滞税が課される場合がありますので、余裕をもって申告することをお勧めします。